フランス語圏スイスに住んでみよう?!

2020年12月末よりフランス語圏のスイスに移住しました。初めてのスイス生活のため備忘録もかねて綴っていきたいと思います。

クランモンタナで図書館に通う話

クランモンタナに引っ越し手続きをする関係で役所(contrôle d'habitants)に行った際すぐ横に市の図書館があり小さい施設なのかなと思って入ってみたところ、子ども向けの絵本、DVD、児童向けの漫画、本、大人向けも小説がメインですが料理、旅行、ノンフィクションなど幅広く取り扱っていました。大人向けのDVDもとても充実しています。

フランス語がほとんどですが、英語、ドイツ語の大人向けのコーナーもありました。


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料金ですが、申込み料として一人10フランを払うと家族全員で図書カードを使うことができます。驚きですが、貸し出し冊数の制限はなく好きなだけ借りることができます。貸出期間も本は1ヶ月、DVDや後ほど説明するボードゲーム類は2週間借りることができ、延長もネットから簡単にできます。我が家はほぼ毎週一回は通いその度に子供が借りるので自宅に一時期50冊ほど絵本があった時もありました…

 

また、面白いのが本だけではなく子ども向けのカードゲーム、大人向けのボードゲームがたくさんありこちらも期限は2週間ですが、いくつも借りることができます。見たこともないボードゲームがたくさんあり天気が悪く外出できない日などはとても重宝しました。


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さらにこちらの図書館、本を借りるだけではなく独自のイベントも多くPâquesのときにはおもちゃの卵を隠して見つけるとチョコレートがもらえたり、仮面に絵付けをしたりシールを貼ったりオリジナルマスク製作や、大人向けの塗り絵コーナーなど訪れるたびに色々な仕掛けがあり飽きさせません。

 

クランモンタナに住んでいる人だけでなく、観光で訪れた人も長期でいる場合はぜひ利用されることをおすすめします!

クランモンタナで旅行者向けの託児所に行きました

ローザンヌでも2ヶ月間託児所に通うことができ、子どもの社会性や言葉の習得にとても良かったのでクランモンタナでも託児所がないかローザンヌにいるときから探し始めていました。残念ながらローザンヌのような託児所はなく、保育園が一つあることがわかりました。

 

ただし、スキーシーズンは親がスキーをしている間に子どもを預ける需要があるようでホテルの一角にクランモンタナ市が運営するcrèche touristiqueがありそちらに保育園に入るまでお世話になりました。サイト↓はクランモンタナが運営するものでこちらから予約ができます。

https://www.crans-montana.ch/fr/Creche-touristique-723/

 

対象年齢が2歳半〜6歳くらいまでと幅広いため大きい子どもがいると面倒をみてくれたりと私の子ども場合は先生より懐いている感じでした。

 

受け入れ時間は午前、午後、昼食あり/無し、終日預かりと幅広く対応していて、お絵描きをしたり、中庭に出て雪で遊んだり、本を読んでもらったり、図工をしたりしていたようです。2回だけ終日受け入れをお願いしましたが、昼食はそのホテルのレストランで作った温かいものが食べれました。その日の預かりが私の子ども一人だった日もあり、図書館までバスで連れて行ってくれ一緒に本を読んで過ごした日もあったようです。

 

基本はスキー観光客向けの託児所のため、普通の保育園のような遊具や広い園庭もありませんが、期間限定で通わせるのにはとても便利な施設と思います。

 

 

クランモンタナは日曜日もスーパー開いてます

恐らくスイスではほとんどのスーパーは日曜日と祝日はお休みと思います。が、ここクラン・モンタナではスキーリゾート地ということもあってか全てのスーパーが日曜/祝日とも開いています。

 

ローザンヌの時は日曜日は全てのお店がクローズでしたので計画立てで買い物をする必要がありましたか、ここではその必要がないため最初は便利だな〜と思っていましたが、無計画にちょくちょくスーパーに足を運んだ結果毎回買わなくとも良いものまで安いから、美味しそうだからと購入してしまいスーパーでの購入金額がかなり予算よりオーバーしてしまいました…

 

パック休暇が終わり、スキーシーズンもほぼ終了した今はコープは日曜日営業を止めたようですが、他のミグロやDennerやAldiでは引き続き日曜日営業を続けるようです。

 

今月からはまたきちんと献立を立てて無駄遣いのないように買い物に行くようになり、その結果が吉とでるか…?!

ローザンヌからクランモンタナに引っ越しました

ローザンヌでのビジネススクールも無事に終了し、次の旅路はクランモンタナに引っ越しました。そこでスイス国内の引っ越しについてまとめてみました。

 

日本からEMSで送ったものはまたパッキングして引越し先に持っていかないといけないので少し手間はかかりますが量も少ないので引っ越し前日にまとめて取りかかりました。

配送方法として選んだのがUPSFedExはありますが料金が高いため今回はポストから送りました。受け取り日数も料金はかかりますが翌日受け取りも可能なようで日本のクロネコヤマトのような翌日配送はないと思っていたので驚きでした。

私達は特に急いでいなかったので営業日中1日で受け取れるRapido PostePac Priorityを選びました。(日曜日はカウントしないので、金曜日送った場合は月曜日到着になります。)料金は10kgまでで10.7Fr、30kgまでで23Frで、段ボールのような四角サイズにする必要があるようでした。10.1kgから30kgまでは値段が変わらないので体重計で慎重に重さを計ってびったり10kgになるようにし、重いものはまとめました。10kgを超えた荷物の一つにスーツケースを予定していてローラー部分がどうカウントされるか心配でしたがとりあえず持っていってみてもしダメであれば駅から送ることにしました。

 

自宅まで荷物を取りに来てくれるサービスがなかったためポストまで自力で運ぶことになるのですがとても手で持っていけないため、レンタカーをしようかと考えていましたが、ローザンヌに何ヶ所かあるMobilityというカーシェアリングを利用しました。オートマをレンタカーしようとすると数百フランだったのがこのMobilityだと2時間で16フランくらいでしたので断然お得でした。

ポストまで荷物を持っていくのに一度では入り切らず2往復しましたが、窓口で説明するとまとめて対応してくれるとのことで、隅に確保してくれました。2回目の荷物を持ってきたときも列に並んでいましたが同じ方がすぐに気づいてくれすぐに対応してくれました。心配していた大型スーツケースも問題なく処理してもらえ、もう一つ大型荷物もありましたがそれについても通常の23Frでした。

 

さて、受け取り7:30-11:30と当日にSMSが来たので待機していました。10時過ぎくらいに大型荷物以外は届きました…やはり大型スーツケースは一緒には送られてきませんでした…結局大型荷物2つのうち一つは当日の午後、もう一つは翌日の午後に届きました。日本では考えられないことでしたが、とりあえず無事についただけでも良かったです。

 

 

ローザンヌの児童館に行きました

日本でも育休中はほぼ毎日児童館にお世話になっていましたが、スイスはローザンヌでも子どもや親のためのこういった児童館があり行ってきました。

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コロナの関係で親は3人まで、子どもの数はカウントせずというところがほとんどでした。3組というとあっという間に定員になるのではと思いましたが長くいた人が帰ったりと皆さんそれぞれ気を使いながらうまくまわしているようです。

 

訪問した全ての児童館で入室時は手を洗い、親はマスクの着用をする必要があります。館内では室内履きを履くか靴下で過ごす必要があり、年の為に持っていった子どもの室内履きが役に立ちました。年齢制限は施設により異なりましたが、だいたい生後すぐから5歳〜6歳までが対象のようです。

 

施設内は日本の児童館と似ていて滑り台や三輪車などの乗り物コーナーがあったり、おままごとやプラレール、絵本コーナーがあったりと数時間過ごすには十分でした。食べ物の持参も問題なく飲み物や軽食を持ち込んで飲食スペースで食べることができました。

 

資格をもった保育士さんも2人いるので親がトイレに行きたいときは子どもを見てくれますし、頻繁に来ている人とは近況を話したりととてもフレンドリーな印象でした。ローザンヌも外国人か多いのかフランス語が話せなくとも施設内ではそれほど困ることなく英語やジェスチャーで通じます。

私の場合まだ知り合いができるほど通っていないのですが、顔見知りができて仲良く話せる人ができたら嬉しいな〜と思っています。

 

ここスイスでも子どもや親のための施設が充実しているようで安心しました。

ローザンヌで託児所に通い始めました①

ローザンヌに到着し、手続きや保険の加入などがだいぶ落ち着いたところで子どもの一時保育の場所を探し始めました。夫婦どちらもまだ仕事を始めていないため時間的にも物理的にも子どもの世話をずっとすることはもちろん可能なのですが、日本でもずっと保育園に通いその規則正しいリズムは生活の一部として溶け込んでいました。また仲の良い友達もできはじめ社会性を身につけるという意味からも早めに良いところがあれば見つけてあげたいと話していました。また、スイスの初等教育である幼稚園は4歳からと日本よりも遅く幼稚園入学までまだ時間もあるのでフランス語にも慣れさせたいと思っていました。

 

まだローザンヌにきて友人などもいないため情報収集はもっぱらネットのみでしたがいくつか自宅近くに保育園や託児所、児童館らしきものがあることがわかりました。その後いくつか訪問してみて、やはりローザンヌの我々が住んでいる場所は両親ともに仕事をしていないとまず公立の保育園には入れず、または仕事をしていても待機している子どもがたくさんいることがわかりました。インターなど経済的に問題がなければすぐに入れるところもありましたがやはりかなりの高額でした。

 

最終的に見つけたところは2箇所でした。1箇所目は、お昼ごはんに自宅に戻らないといけないのが気になりましたが、園庭も広く、アクティビティが充実していて先生方ご個々人の発達や希望に応じた保育をしてくれる点、無理強いしない点、おやつも市販品だけでなく果物や子どもを交えておやつ作りをするなどアットホームな印象をうけました。たまたま開放日に訪問でき先生方の普段の保育の様子をみることもできここなら安心して子供を預けられるなと思う第1候補になりました。また海外からのお子さんも多いことからフランス語ができなくても問題ないと言って頂けたので安心でした。こちらに月〜金で預けるのが当初の希望でしたが、人気の施設のようで、午前の枠は既にwaiting listがあり、午後の枠も毎日は空いていませんでした。そこでとりあえずは入れる日だけ受け入れてもらうことで申し込みをしました。

 

2箇所目は午前中のみの預かりになることや、1箇所目に比べ規模が小さいなどありましたが、自宅からも近く先生の雰囲気もとても良い印象でしたので、月〜金の午前中に通うことになりました。

 

初日の様子についてはまた次回に。

公園に本屋さん?!


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公園の端っこに公衆電話のようなボックスがありました。近づいてみると、、、


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なんと誰でも好きに読み終えた本を置いたり、逆に頂いてもよいという素晴らしいキャビンでした〜!

 

上段は大人向け、一番下の段は子供向けの絵本や児童書がありました。日本から出発するとき子供の本は泣く泣く手荷物ではなく船便にしてしまったので手元には一冊も本がありませんでした。市内の本屋さんで2冊程購入してみましたが値段をみてびっくり!ユーロの金額が書かれた値札に更に上乗せしたスイスフランの金額でした。日本にいるときは本は好きなだけ購入していたのでスイスの物価の高さに改めてびっくりしました。

 

ということで、我が家もこちらのキャビンからキレイそうな絵本を3冊程ありがたく頂きました。フランス語で書かれているのでまだ内容はわからないですが絵は万国共通ですものね。

 

皆が集う公園にこういった素敵な場所があるとは思わず嬉しくなりました。